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うつ病とヨーガ療法


精神的な苦痛で悩まれている方が国内外問わず多くいらっしゃいます

競争社会では、意識はいつも外の世界に向き続け、常に何かと自分を比較し続け、自分を責めつづけてしまう

体の疾患、例えば自律神経やホルモンバランスは気分の落ち込みを誘発します

また、心の方では、気分が落ち込むというのは、落ち込む前に必ず何かのアクションがあるはず
例えば「怒り」が自分の中にあると思います。人は急には落ち込まないのです、落ち込む前に様々な心の状態が現れ、それが落ち込むという流れに繋がっていく

まず初めに、自律神経やホルモン、免疫バランスといった体の恒常性を整えていくことが望ましいです。

うつ病は、セロトニン不足で脳の委縮がおこります

脳が委縮することにより、記憶力、集中力の低下、身体的には不眠症、消化不良、頭痛、さまざまな症状があり、パニック障害からうつ病を併発する場合もあります

うつ病の症状で悩まれている方も、比較的安定した時期や時間を使い、ヨーガセラピークラスに通われ、良い効果を得ている方も沢山居られます。

長い間ストレスがかかり続けて過緊張だった心身を、深い呼吸や心地よい動きとともにリラックスするさせることで、心の深いところから弛緩して和らげて行くことにもあります。
呼吸法はダイレクトに脳神経を刺激します。セロトニンも増やし、脳の委縮の改善が促されます。
ヨーガ療法学会でも、うつ病の症例は沢山発表されています。

対症療法として、薬物治療はもちろんのことですが、自分で治療していくという心構えも加えて大切と思われます。

ヨガをすることでストレスホルモンである、コルチゾールを下げる働きが、化学的にも証明されています。



うつ病はその方の性格もとても関与してきます

うつ病になりやすい性格特徴

強い責任感、真面目、頑張りや、几帳面、完璧主義など

過剰適応になりやすい、いい人であろうとすること

過剰適応は、自分の中での思いと、外部に接する自分とのずれが生じて辛くなることです。
いい人であることが、必ずしも、世の中に対して良いことばかりではないのです。


マイペースで、完璧じゃなくても大丈夫、苦手なことは見栄を張っておこなわない

楽観的、上手に人に甘えられる、心を開いて、素直に生きる

周囲の評価に左右されないように生活していくことができるようになることも大切です


そして、知識だけを詰め込まずに、実際に体験する時間をもうけましょう


そして、もっともっと、リラックスしながら生きていくことはいくらでも可能です
もっと力を抜いて生きていく、本来、力を抜いたほうがうまくいくもの

けれど、人は「頑張る」と言う事が、どうもデフォルトのようです
やらなくてはいけないことは、もちろんこなしつつ、でも頑張らないでおこなう

そのように、たんたんと、生きていける ヨガをする事で体験されるでしょう


ヨーガで何も考えない時間を多く持つことで、こころがゆるみ、こころにスペースが生まれ、自分が客観的に見えるようになり、自分自身を上手くコントロールする術が身につくようになってきます

セルフケア、ストレスマネージメントを日常に取り入れ、自分を大切にして生きる事を優先して、これからの人生を歩んでいけますように